医療法人 亀岡病院

〒621-0815 京都府亀岡市古世町3丁目21番1号

0771-22-0341

当院について

ホーム > 亀岡病院 > 当院について

当院について

院長あいさつ

院長 山﨑英彰
院長 山﨑英彰

新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株に変異したことでデルタ株に比べて、肺炎による重症化は少なくなったものの、基礎疾患の悪化による重症化が多いといわれています。

しかし、ワクチン接種は、感染を低減させ重症化を防ぐことが解りました。さらに、抗ウイルス薬の登場により新型コロナウイルス感染症に対する不安は少し軽減しました。

新型コロナウイルス感染症の流行前の当院での医療活動は、慢性疾患の治療と感染症治療でした。

慢性疾患には、急性期治療が終了した心筋梗塞、安定期の狭心症や高血圧等の循環器疾患、喘息や慢性閉塞性肺疾患等の呼吸器疾患、慢性肝炎や胃潰瘍等の消化器疾患、高脂血症や糖尿病等の代謝疾患、パーキンソン病や脳梗塞等の神経疾患があります。これらの慢性疾患に対して、慢性疾患安定期の維持療法、血圧上昇や喘息発作などの慢性疾患増悪期に対して治療を強化することにより安定化を図ります。感染症治療には、肺炎、尿路感染症やインフルエンザ等の化学療法による治療があります。すなわち、新型コロナウイルス感染症流行以前には感染症治療は通常医療の一環として行われてきました。

現在亀岡病院では、新型コロナ感染症の入院治療はできませんが発熱外来での診断と治療は可能になっています。

地域医療が円滑に機能するためには、通常医療を制限し新型コロナウイルス感染症病棟を開設し治療を行っている病院との連携はとても大切であると思っています。新型コロナ感染症の入院治療を行っている病院に入院されている急性期を過ぎた慢性期疾患の患者さんを引き受けることが当院の使命であり、急性期病院が機能するためには当院の活動が重要であると思っています。

これからも地域連携を進め、積極的に地域の人々の健康維持や回復に少しでも役立つような亀岡病院にしていこうと思っています。よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

ページの先頭へ